「防災福祉の地域づくり推進運動」



わたしたちの地域は私たちで守る・つくる

 
〜『防災福祉の地域づくり推進運動』〜


高齢化問題の解決のカギは『地域力』
○高齢化と地域のつながりの希薄化による問題
 網走市の推計では、平成24年度には高齢者人口が9,000人を超え、高齢化率も25%に達し市民の4人に1人が高齢者という時代が到来することが予測されています。
 その一方で、核家族化が進み、地域やご近所の助けあいの関係が希薄になってきているために、生活に問題を抱えたまま暮らす高齢者が増え「孤立化」「孤独死」「自殺」や詐欺や悪質商法による「消費者被害」などが増えています。また、高齢者や身体の不自由な方々は、災害などの緊急時には自力で身を守ることや避難ができないために、時には命に関わるほど被害が大きくなることがあります。
○問題解決には『地域力』
 このような災害時の対応や地域の中に潜む問題には、公的機関やひとつの団体の力だけでは発見や解決ができません。今後増えていく地域の課題・問題には、地域で市民が主体となって活動する『地域力』が大変重要になります。
 人々のつながりができ、地域のまとまりが高まると自殺や非行などの逸脱行動が減るといわれており、地域社会の再生・向上は現代の諸問題を解決する有効な方法です。
○『防災福祉の地域づくり推進運動』
 網走市の機関・団体で構成する「網走市地域福祉会議」では、これからの網走市の地域づくりを見据え、各機関・団体が連携・協力して
『防災福祉の地域づくり推進運動』を推進していきます。














防災福祉の地域づくり推進運動
1.「防災福祉の地域づくり推進運動」とは?
 『防災福祉の地域づくり推進運動』は、町内会・民生児童委員・老人クラブ会員などの地域住民が主体となって行う災害時の自主防災活動と日常の地域福祉活動を推進する運動です。
 「自分たちが住む地域を自分たちでつくる・守る」という意識のもとで、住民の主体的な活動によって災害時の対応や地域問題の解決を図り「安心・安全な地域づくり」を行うものです。
2.主唱・推進主体
 網走市地域福祉会議
 ※この運動は網走市の地域福祉の向上のために活動する主な機関・団体が協働で推進する運動です。
【構成機関・団体】 網走市社会福祉協議会・網走市・網走市地域包括支援センター・北海道民生委員児童委員連盟網走市支部・網走市町内会連合会・網走市老人クラブ連合会
3.実践主体/協力・支援
 この運動は、@町内会(地区連含む)A民生児童委員B老人クラブ会員が主体となって組織づくりと活動を行います。また、それらの実施のための支援・協力を網走市社協や市、地域包括支援センターが行っていきます。
4.運動開始日
 平成22年4月1日
5.推進内容
(1)防災福祉組織の結成推進
 市内の地区連及び単位町内会を基本として、住民が自主的・主体的に行う「自主防災活動」と「地域福祉活動」を行う組織(防災福祉組織)づくりを推進します。
(2)防災福祉活動の推進
 防災福祉組織による次の活動を推進します。
 @要援護者台帳・災害福祉マップづくり
 A地域福祉懇談会
 B自主防災活動
 C地域福祉活動
(3)研修会等の開催推進
 町内会や防災福祉組織での住民研修会や勉強会の開催を推進します。


 『防災福祉の地域づくり推進運動』は、網走市も近い将来迎える超高齢化に対応した地域基盤づくりを進めていく運動です。
 これからの高齢化に対応した住みよい地域づくりには市民の皆様の活動が何よりも重要となりますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。

関連資料
 ○『防災福祉の地域づくり推進運動』実施要綱(PDF)
 ○『防災福祉の地域づくり推進運動』チラシ(PDF)
※このほか、市民向けの手引書として『防災福祉の地域づくりの手引き』を作成していますので、ご希望の場合は事務局までご一報下さい。
参考ホームページ
 ○網走市役所「災害に備えて」
 ○北海道社会福祉協議会「安心・安全・福祉のまちづくり全道推進運動」
 ○全国民生委員児童委員連合会「災害時一人も見逃さない運動」
 ○北海道町内会連合会「ひとりの不幸もみのがさない住みよいまちづくり全道運動」


【事務局】 網走市社会福祉協議会 地域福祉係  市民活動センター内 電話:0152-61-4822 / FAX:0152-61-4855

  社会福祉法人 網走市社会福祉協議会
   〒093-0061
   北海道網走市北11条東1丁目10番地  網走市総合福祉センター 内
   電話:
(0152) 43-2472   ファックス: (0152) 43-3919
   Eメールa432472@herb.ocn.ne.jp
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