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[24.8.20] 『計画停電に関する対策プラン』を策定しました。
 今年の夏、北海道電力では道内の電力需給の見通しが厳しいことから2010年と比較して7%の節電を呼びかけています。 
 
 また、北電では、大型発電機の故障や猛暑による電力需要の増加などの不測の事態が起こったときには、道内で複数のグループごとに停電を行う『計画停電』を実施することとしており、万が一『計画停電』が実施された場合には、特に高齢者や障がい者等のうち援護を必要とする方々の安全や健康への影響が心配されます。
 
 そこで、「安心・安全な防災福祉の地域づくり」を目指す「網走市地域福祉会議」構成団体と網走市防犯協会は、万一の『計画停電』の実施に備え、援護を必要とする方々の安全と健康への影響を緩和するための支援策として、各団体の取り組みを定めた『計画停電に関する対策プラン』をまとめました。
 
 プランでは、各団体が役割分担し、主に「網走市災害時要援護者支援制度」における「高齢者等台帳登録者」に対して、計画停電時の注意喚起や停電決定時の情報伝達、停電地域の防犯見回りなどを行うこととしています。
 
 今後、各団体では、このプランに従って万が一の『計画停電』に対する取り組みを行ってまいりますので、市民の皆様をはじめ関係団体の皆様のご理解・ご協力をよろしくお願い致します。
 
  ○『計画停電に関する対策プラン』
  ○『計画停電に関する対策プラン』の取り組みイメージ
 


[23.9.26] 北浜・娜寄町内会で「地域防災訓練」を実施
 網走市では昨年度から地域単位の防災力を高めるため「地域防災訓練」を実施しています。
 
 この訓練は、地域の助けあいを推進する点から、実施する町内会をはじめ網走市地域福祉会議を構成する団体(市町連・民児連・市老連・地域包括支援センター・市・市社協)が協働して行っているものです。
 
 9月25日(日)に今年度の地域防災訓練として、網走市農村環境改善センターで北浜・娜寄町内会での「地域防災訓練」が実施されました。
 

 この日は、各機関・団体からの参加者を含め100名弱の人が集まり、地震を想定した「情報収集・伝達訓練」や「避難所開設訓練」、町内会の方々が参加した「避難訓練」、消防署職員によるAEDや三角巾の使い方を学ぶ「応急救護訓練」、非常食の試食と調査のための「食糧物資供給訓練」が行われました。
 
 このほか、市から自主防災組織の結成や災害時要援護者支援制度の説明が行われました。
 
 最後に参加した町内会の方々と各機関・団体の代表者との「地域福祉懇談会」が開催され、参加した方々からは「とても有意義なものだった。」「訓練は継続していくことが大事。」などの感想が出されました。
 

町内会と市の情報収集・伝達訓練

避難者の受入れ

避難者を避難所に誘導

包括支援センターの要援護者対応

消防署救急隊員からの説明

熱心に聞き入る参加者

三角巾の使い方を学びました

市からの説明

参加者との懇談会
 


[23.9.26] 地域の助け合いで災害から身を守る。
 今年3月に発生した「東日本大震災」は2万人を超える死者・行方不明者を出し、また、最近でも全国的に台風による被害が相次いで発生しています。
 災害は、地震や津波、台風、水害などの自然災害のほか、水道や電気、通信などのライフラインの寸断による生活機能の麻痺などもあります。
 
 近年の災害からもわかるように、災害には自分で自分の身を守る「自助」の備えはもちろんのこと、地域単位での避難時の助け合い、情報共有などの「共助」が極めて重要になります。

 網走市地域福祉会議を構成する各団体では連携して「防災福祉の地域づくり」として各町内会に、平常時は地域の声かけや助け合いなどの地域福祉活動を行い、災害時には自主防災組織として機能する「防災福祉組織」の結成を推進しています。
 
 今年8月末時点では市内の自主防災組織率は34%となっており、72町内会で組織され、この中には定期的に防災訓練を実施している町内会もあります。
 また、網走市町内会連合会では今年度の目標として市内の自主防災組織の組織率50%を目指しています。

いざという時パニックにならずに的確な行動が行えるよう、積極的に町内会単位で「自主防災組織」を結成し、防災訓練を行って災害時の助け合い(共助)による備えをしましょう。

くわしくは網走市町内会連合会事務局(432472)又は網走市役所市民課(446111)までお問合せ下さい。


 
 
 


[23.9.16] 「網走市民ボランティア」第2陣参加者からの報告
 今年、7月28日(木)〜8月1日(金)の間、「網走市民ボランティア」第2陣として岩手県宮古市でのボランティア活動を行なってきた参加者からの活動報告を掲載しました。
 
 震災から約4ヶ月後の現地の状況や今回の活動の様子、参加者が見て感じたことが伝わってくる内容ですので、ご一読下さい。
 
 くわしくはこちら⇒「網走市民ボランティアバス」参加者からの報告
 

[23.9.14] 「被災地支援ボランティア講演会」のお知らせ
 「東日本大震災」被災地のひとつ岩手県宮古市への「網走市民ボランティアバス」に参加し、現地でのボランティア活動に従事してきた市民有志が今回の活動を通じて見て・感じたこと、そして震災を踏まえた網走の防災を考える「被災地支援ボランティア講演会」を開催します。
 
 講演会では宮古市で震災以降、現在に至るまでほぼ毎日復興ボランティアを続けている千葉智広さんを現地からお招きして講演を頂くこととしているほか、網走の防災や被災地支援を考えるパネルディスカッションを行う予定となっています。
 
 市民の皆様のご来場をお待ちしております。

 
 【日  時】  平成
2326日()  開場:午後00分  開演:午後30
 【場  所】  
網走セントラルホテル
 【内  容】  第1部 市民ボランティア活動報告
          第2部 宮古市ボランティアセンター 地域ボランティアリーダー
               千葉智広氏講演会 「被災地ボランティアが伝えたいこと」
          第3部 パネルディスカッション
               テーマ 「網走の地区・町内会の自主防災率向上」
                   「網走がこれから出来る被災地支援とは?」
               ・コーディネーター 網走市社協 後藤田生子会長
               ・パネリスト 網走市長 水谷洋一氏 ほか
 【入場料】  無料
 【主  催】  復興支援「チーム網走」
 【お問合せ】 実行委員長 北野貴丸さん(網走市南4条 北野靴店)
 
 
⇒終了しました。
 

[23.9.9] 地域福祉推進事業助成金交付
 網走市社協では「歳末たすけあい募金」の財源を活用して、住み慣れた地域で共に支えあい、安心・安全に暮らせる地域づくりを進めるため、それらの市民活動を行なっている住民や団体に対して助成金を交付する「地域福祉推進事業」を行なっています。
 この度、今年度申請のあった団体への助成を決定し、下記のとおり助成金を交付しました。
 


助成金交付団体(者)名 事業名 交付式の様子
浅田 富栄 ファミリークッキングinよびと
網走ろうあ者と共に手をつなぐ会 ろうあ者と語ろう会
北海道網走桂陽高等学校 北海道網走桂陽高等学校ボランティア部の活動
チーム網走 東日本大震災から学んだこと
〜被災地支援ボランティアが伝えたいこと〜

助成団体の横顔
○網走桂陽高校ボランティア部
 今年で創部4年目となる桂陽高校ボランティア部は、網走市市民活動センターと連携して、練習したバルーンアートやハンドベル、紙芝居を市内の施設やイベントで披露するなど、網走の街や人に向けた活動を数多く行なっています。
 今年度から「学生が行うボランティア活動」も助成金の対象となり、桂陽高校は学生ボランティアで初めて助成金が交付されました。
 
○チーム網走
 東日本大震災の被災地のひとつ、岩手県宮古市で「市民ボランティアバス」として被災地支援活動を行なってきたチーム網走の皆さんは、その経験から網走市民の皆さんに被災された方々の生の声や防災意識の重要性、災害からどう立ち上がろうとしているかを伝えるため、今回の助成金を活用して、宮古市で災害ボランティアをされている方を網走に迎えて講演会を開催することを計画しています。

[23.7.26] 「網走市民ボランティアバス」参加者からの報告
 東日本大震災被災地への人的支援として実施している「網走市民ボランティアバス」に参加された方々から、被災地でのボランティア活動に関するご報告を頂きました。
 
 今回は6月27日(月)から7月1日(金)までの5日間、ボランティアバスの第1陣として岩手県宮古市でボランティア活動を行った3人の方々よりご報告を頂いております。
 
 参加者の方々が現地を見て、活動を通じて感じたことは私たちにとっても学ぶことがあります。
 
 どうぞご一読下さい。
 
 くわしくはこちら⇒「網走市民ボランティアバス」参加者からの報告
 

[23.7.4] 宮古市ボランティアバス帰網
 6月27日(月)から7月1日(金)までの5日間の日程で岩手県宮古市でのボランティア活動を終えた市民ボランティア19名を乗せたバスが7月1日(月)の夜、網走に戻りました。
 
 この日は、市長と当会会長をはじめ職員や出迎えの人たちが待つ中、夜11時頃にエコーセンター駐車場にバスが到着し、長旅を終えた面々がバスを降りると一同が拍手で出迎えました。
 
 
 現地では、6月28日と29日の2日間は宮古市保久田町内の道路側溝の泥だし作業を行い、30日は津軽石地区にある津波被害のあった民家1階の片付け作業を行いました。
 現地での最終日に行った民家の後片付けでは、数日はかかると見られていた作業を1日で終わらせ、家主に大変感謝されたそうです。
 
 今回、チームリーダーを務めた石山さんは、到着後の挨拶の中で「現地は思っていた以上の状況で、まだまだ現地には人の力が必要だと感じた。また、今回の経験から得たものを今後網走の防災など地域に活かしたい。」と述べ、5日間の活動を締めくくりました。
 
 
 今回、宮古市でのボランティア活動に参加された皆様、大変お疲れ様でした。
 皆様の被災地の復興に対する思いと汗が、宮古市の復興の一助となったことでしょう。
 
 そして今回お世話になった宮古市社会福祉協議会の皆様及び宮古市民の皆様、本当にありがとうございました。
 
                     
 

[23.6.28] 岩手県宮古市へのボランティアバス出発
 6月27日(月)、東日本大震災の被災地のひとつである岩手県宮古市へ向けたボランティアバスが出発しました。
 
 ボランティアバスは、市内から募集した19名の市民ボランティアのほか本会職員1名、運転手2名の22名を乗せ、6月27日(月)から7月1日(金)の期間のうち3日間、宮古市での家屋の泥だし作業などのボランティア活動に従事する予定です。
 
 今回の募集に対して参加を申し出た19名の市民ボランティアは19歳から64歳までの方々で、このうち2名が女性の参加者となっています。
 
 出発式では、本会会長より「事故や怪我に十分注意して頑張ってきてほしい。」との挨拶ののち、水谷網走市長より「チーム網走として現地の復興のために力を発揮して下さい。」と激励を受け、市職員や議員の皆様が見送る中、宮古市へ向けて出発しました。
 
 ボランティアの皆様のご活躍をお祈り申し上げます。
 
 そして、宮古市災害ボランティアセンター及び宮古市の皆様、どうぞよろしくお願い致します。
 
   ○宮古市ホームページ
   ○宮古市社会福祉協議会
   ○宮古市生活復興支援センターブログ
 

 


  社会福祉法人 網走市社会福祉協議会
   〒093-0061
   北海道網走市北11条東1丁目10番地  網走市総合福祉センター 内
   電話:
(0152) 43-2472   ファックス: (0152) 43-3919
   Eメールa432472@herb.ocn.ne.jp
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